パリジェンヌの生活 | LA VIE PARISIENNE(ラ・ヴィ・パリジェンヌ)

商品のこと
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初めてLA VIE PARISIENNE(パリジェンヌ)を見たとき、
衝撃を受けました。
強く惹かれ、今ではすっかりComfy designメイン商品です。
店頭やイベント出店時は、パリジェンヌに興味を持ってくださった方へは
半ば強引にお話しを聞いていただいております。笑

La Vie Parisienne(ラ・ヴィ・パリジェンヌ)という雑誌

1863年にパリで創設されたフランスの週刊誌です。
当初は小説やスポーツ、劇場・音楽・芸術的な内容の雑誌でしたが、
1905年に新しい編集者Charles Saglioにより、
ゴシップや短編小説、ファッションなどの内容へと変化していきます。
そして、表紙や挿絵には有名アーティストによるイラストを用います。
アールヌーヴォー、アールデコのイラストに当時の時代背景や美しさなどがとても反映されていると思います。
※第一次世界大戦中(1914-1918)に発行された号の中に描かれた挿絵には、
軍服を身に纏った兵士の姿が登場することがあります。

20世紀のセクシーなビジュアル雑誌として
「ピンナップ・マガジン」や「ガーリー・マガジン」の先駆けとなったといわれています。

登場するパリジェンヌたちの魅力

LA VIE PARISIENNE(シャルル・マルタン/Charles Martin)0542 1914年

LA VIE PARISIENNEに登場するパリジェンヌたちは、
とても生き生きとしていて、見ている方が笑顔になってしまうほど、
楽しそうな表情が多く描かれています。

そしてちょっぴりエロくもあり、でもエロくない。
※感じ方には個人差あります

とにかくどのパリジェンヌを見ても、美しい。
表情からその時の気分が伝わってくるような。
本当にこのパリジェンヌたちを見習いたい!
自分たちが女性であることをすごく楽しんでいるのが、イラストから伝わってくるんです。

そして、なんといってもファッション。
髪型、ワンピースや靴、帽子など、とにかくお洒落。
100年くらい前のパリって、こんな感じだったんだ。と。

今でもファッション雑誌でパリジェンヌたちの着こなしって、
参考にしたくなるものが多いですよね。
100年前のパリジェンヌたちも、今の雑誌で載っていてもおかしくないほどお洒落です。

イラストを手掛けたアーティストたち

冒頭にも書いたように、この雑誌では、表紙や挿絵に有名アーティストによるイラストが、贅沢に用いられているのです。

何人か有名な人を上げるとすると、

George Barbier(ジョルジュ・バルビエ)
Georges Leonnec(ジョルジュ・レオネック)
Umberto Brunelleschi(ウンベルト・ブルネレスキ)
Rene Vincent(ルネ・ヴィンセント)
Gerda Wegener(ゲルダ・ヴィーグナー)
Charles Martin(シャルル・マルタン)
Cheri Herouard(シェリ・エルアール)
などなど。

ガゼット・デュ・ボントン(Gazette du Bon Ton)などでも人気の
そうそうたるイラストレーターたちの名が連なります。

人気が高いのが George Barbier(ジョルジュ・バルビエ) 。

映画「リリーのすべて」の題材となった
リリー・エルベ(アイナー・ヴィーグナー)の妻であるGerda Wegener(ゲルダ・ヴィーグナー)
印象的な「目」に引き込まれそうなパリジェンヌが多いです。
Amazonプライムで映画「リリーのすべて」があるのでぜひ見てください!

独特な作風で人気なのは
Charles Martin(シャルル・マルタン)
Umberto Brunelleschi(ウンベルト・ブルネレスキ)
背景まで細かな描写で、とてもユニークで楽しめます。
今の時代にいても、お洒落すぎて一目置かれるであろうパリジェンヌを描いています。。

とても可愛らしい女性を描くのがGeorges Leonnec(ジョルジュ・レオネック)
きっと、無邪気でモテちゃいそうなパリジェンヌばかり。

ちょっとセクシーで美人さんを描くのがCheri Herouard(シェリ・エルアール)
この方もファンが多いですよ♪
中世ヨーロッパの衣装も多く出てきます。

それぞれの描くパリジェンヌはみな個性があり、
見ていると、勝手に性格なんかも妄想しちゃいます。

とにかく私はこの雑誌に登場するパリジェンヌたちから
元気ややる気、楽しむ気持ち、自由な気持ちをもらっている気がします。

LA VIE PARISIENNE(ジョルジュ・レオネック/Georges Léonnec)0567 1913年

まとめてみよう

書き出すと、終わりがやってこない気がするので、
もうまとめに入ろうと思います。笑

露出も多めだったりするのですが、思っているほどエロくないです。笑
どっちかというと、「なんてキュートなの♡」です。笑
透けていようが、ポロリしていようが、清々しくキュートです。

そして、当店で扱っているのは1910年代~1920年代のものが多いので、
アールヌーヴォー、アールデコの時代背景や美しさなどが描かれていて、
思わずうっとりするところもおすすめポイントです。

\ラ・ヴィ・パリジェンヌのとりこになる人続出!!/
と、いつか書きたいと思います。

そして、
今も昔もパリジェンヌはとってもお洒落。

で、まとまりました。
まとまっているかしら。。。
昔のパリジェンヌも、今のパリジェンヌも私の憧れです。

そんなパリジェンヌたちはこちらからご覧いただけます。
※すでに売れてしまっている商品もありますが、すべて見ていただきたいので残しています。

LA VIE PARISIENNE - アンティークプリント & ヴィンテージプリント、古い紙もの・古い洋書の専門店 コンフィーデザイン
1863年にパリで創設されたフランスの週刊誌です。 当初は小説やスポーツ、劇場・音楽・芸術的な内容の雑誌でしたが、1905年に新しい編集者Charles Saglioにより、ゴシップや短編小説、ファッションなどの内容へと変化していきます。 そして、表紙や挿絵には有名アーティストによるイラストを用います。 アールヌーヴォ...READ MORE
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