気が付けばクリスマスが目前ですね!
ここ数日暖かい日が続いているのでなんだか全然クリスマス感がありませんね。
先日の定休日は大阪中之島美術館で開催中の「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」を見に行ってきました。
個人的にアールデコ期はデザインがとても好きな時代なので、
始まってから行きたいと思いつつ、気が付けば会期も残りわずかとなってしまい、
なんとか年内に行くことができました。
この日も暖かく、地下鉄淀屋橋駅から美術館まで歩いたのですが、到着するころには上着を脱ぎたくなっていました。

お客さまからもおすすめしていただいていた通り、見応えもあって刺激をたくさん受けました。
感動と学びの、3時間ほど。
そう、気が付けば3時間近く滞在していました!
グラフィックやジュエリー、香水瓶、ファッション、車など3時間では足りないくらいだったかもです。
今回どうしても見たかったものの一つが、
当店でもアンティーク広告として扱う機会のある、ルネ・ラリックが手掛けたWorth社の香水瓶です。

【ヴェール・ル・ジュール(夜明け前に)】です!
いつの日か自分のコレクションとしてこの香水瓶は欲しいと思ってしまっています。。。
この香水たちの当時の広告がこちらです。


その他にもジョルジュ・バルビエの作品をはじめとして数々の当時の女性を描いたポスターなど、とにかくやっぱり3時間では足りなかったかもしれません!
写真は撮影可だった作品の一部です。
本当に数多くのポスターが展示されている様子は圧巻でした。
まだの方はぜひ2026年1月4日までなので行ってみてください!

こちらもルネ・ラリックの手掛けた香水瓶、DAHLIAです。
ボトルのボディが全面お花になっていて、香水のためでもありさらにはアートとしても鑑賞できる素敵な香水瓶でした。



100年前にこんなデザインが生み出されていること、パソコンソフトがもちろんない時代の作品にただただ本当に感動でしたし、多くの刺激を受けました。
時々横並びで同じデザインが「グワッシュ」と「リトグラフ」で並べてあったりするのも見比べがとても楽しいので会場へ行かれた際にはぜひ見比べを!

VOGUEもこの時代のデザインはほんと素敵。


BMWのクラシックカーも当時の女性たちが乗っている姿を想像したくなります。
いやぁ本当に年内に行くことが出来てよかった!

アール・デコ展の会場を出て階段を下りて行っていると。。。
なんだか不思議な像があったので見ていたら中に・・・何か人形いる・・・
友人とともに体力と気力があったら12月13日から始まっていたシュルレアリスムも見たかったのですが、
2人とも、これは次回にしよ!となりました。
さて、お腹が空いていたので梅田界隈へ昼のみに行くことに!
と言ってもこの時すでに16時前。
17時までは大瓶が330円という大旦那へ連れて行ってもらいました!
自分でビールを選びに行って栓を抜き席へ持っていくスタイル。
大瓶330円て!!と何度か口に出して言ってしまったと思います。

それだけじゃなく、お料理も良い感じの酒の肴感。

美術館でずっと立っていたにも関わらず立ち飲みスタイルでも気にしない麗しい友人と。
二人で大瓶2本と軽く食べてから次のお店へ移動です。
この時まだ17時前。
私がなぜかワインが飲みたい!となったので、お次はフレンチ酒場GOLDさんへ!
こちらではなみなみなワインと前菜の盛り合わせで楽しみました♪


しっかりとデザートまで食べて大満足!
たくさんのアートに触れて、とても刺激を受けて勉強にもなりました。
そんなわけでこの日の大人の遠足は終わりです!
最後にもう一度。
大阪中之島美術館で開催中の「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」は2026年1月4日までなので、
興味があってまだ行けていない!という方、ぜひぜひ行ってみてくださいね~!

